「粘り強さ」と「ユニークな発想・技術」。

それはこれまでに様々な難しい課題へチャレンジし解決してきた夏目光学のDNA。
そしてこれからの未来を光で切り拓いていくための夏目光学の原動力でもあります。

これまでもお客様からお声掛けいただく課題は多岐にわたりましたが、その全てを解決すべく取り組んでまいりました。

あれはまだ私がものづくりの現場を担当していた頃、海外のお客様よりある製品の開発の依頼がありました。
それはベテランの社員からみても極めて難易度の高い、達成困難な案件でした。（お客様も本当にできるのだろうか？と心配しながらの依頼だったと思います。）

しかし諦めてしまうのではなく、チーム一丸となり粘り強く試行錯誤を繰りかえした結果、時間こそ掛かりましたが無事解決に導くことができました。

ご評価を頂くためお客様を訪問した際には、日本国旗を掲揚いただくほどの歓迎を受けました。
難しい課題を解決したことで夏目光学の技術力・開発力の高さが認められ、また難しい問題は夏目光学へ行けば解決してくれるのだとお客様にも称賛いただくことができました。

これは夏目光学の歴史の中で、困難な課題を解決しお客様から感謝され喜んで頂けた、私とチームが達成感を得て成長することができた体験・エピソードの１つです。

1980年代初頭、「新製品実現するため難しい課題を夏目光学に依頼に行く」ということを、夏目光学が位置する地名の「鼎（カナエ）」と、願いを「叶える」をかけて、
いつしか「鼎参り」と呼ばれ、産業界に口コミで広がった時代がありました。
現代では少し時代遅れにも聞こえるこの呼び名ですが、今でも私はこれが夏目光学の目指すべき姿だと考えています。

お客様が本気で求めていることならば、私達も本気で、そして粘り強く対応します！
本気の夢実現のためならば、世の中にない加工機も計測器もゼロから作ります。
お客様と一緒に考え、歩み、信頼される良きパートナーでありたい。

入社される皆さんには、この「鼎参り」という言葉に込められた想いをこれから広げて行ってほしいと思います。

お客様から必要とされ、喜んで頂ける価値を世に提供でき、働きがいと成長を実感できる会社を目指し一緒に挑戦していきましょう。