2021年新卒
大学では文学を専攻。卒業後、新卒で入社し、製造部 製造1課に配属。
業務では生産管理を担当しています。いろんな項目にかかっている費用や、何をどう削減したら売り上げにどう影響するかなどの採算面を分析・シミュレーションし、原価管理やコストダウンを行って売り上げに貢献する仕事です。表面的な情報にとらわれず、背景や本質的なところを考え、様々な視点から物事を見るように心がけています。他にも、身近な業務の中で効率化できる部分の改善を進めるなど、作業環境という観点からも生産管理を行っています。
業務における最適化を考える上では、自分以外の視点も持っておかないといけません。たとえば今まで紙で管理していたものをパソコン上で管理するほうが資源の節約になりますし、作業効率も上がるように思えます。しかし、実際に現場で作業をする人があまりパソコンを使い慣れていなかった場合、かえって効率は下がってしまいます。これは便利なものを導入すれば必ずしも効率が上がるわけではないという一例ですが、このように、状況によって何が最適なのかは変わります。その前提を忘れず、自分の常識にとらわれないことを意識しています。
思えば学生時代から「こうしたらもっと良くできる」など、何事にも向上心を持って取り組むタイプでした。夏目光学に入社して、新しいことにどんどんチャレンジしていく周囲の先輩方を見て、その傾向はより強くなったかと思います。現状維持からさらなる発展は生まれないというマインドが身についたこともあり、「とりあえずやってみる」という精神で、失敗してもいいからどんどんやってみる姿勢を真似するようになりました。その中で気づいたのは、突拍子もないようなアイデアや、絶対に無理だろうと思えるようなことも、段階を踏んで分解していくと突破口が見つかるということです。あきらめなければ見出せる活路の存在を信じてトライし続ける、その精神が夏目光学の技術をここまで支え、これからも新たな未来を切り拓いていくのだと思います。自分もその一端を担う者として、現状に新たな可能性を見出し続けていきたいです。